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千葉工業大学 藤井研究室

建築構造物の地震応答評価,耐震構造

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2.本文の書き方
 
このページの最終変更日 2014年7月29日 午前 10:02:32
 
2.1 本文の分量
 
  Q.卒業論文は最低限どのくらい書けばいいか?
  A.(私の所属する学科の場合)基本的に,決まりは特にない注).ページ数は,1つの卒論にかかわる人数にも大きく依存する.ただし,実験や解析を行う研究の場合,結果を図表にして貼りだすと膨大な量になる傾向にある. 

 少ない人(グループ)の場合:30~40ページ
 多い人(グループ)の場合:200ページ以上(!)
  
注) 卒論のページ数に関しては,指導する教員によって考え方は様々である.一般に,外部に論文として投稿する場合はページ数が制限されることが多いことから,可能な限りコンパクトにまとめるようにと指導する人もいる一方,細かい検討を残すことができるのは卒業論文のみであるから,やったことは可能な限り卒論の中に残しなさいと指導する人もいる.私は後者の考え方を取っている. 
 
2.2 本文のフォーマット
 
  本文のフォーマットについては,特に決まりはない.一例として以下に挙げておく.
 
  • A4で縦使いで横書き.1枚あたり行数が45行.余白は上下30mm,左右25mm.この場合,紙面いっぱいの図だと幅が160mmとなるので,この数字は頭に入れておくと図を作成する際便利である.
  • 章の初めはページを変えて「○. ××××」とタイトルを書く.または,「第○章 ××××」と書いてもよい.フォントはゴシック体(MSゴシックなど)で12~14ptとすることが多い.
  • 節の初めはページを変えずに1行あけて「○.○ ××××」とタイトルを書く.または,「第○節 ××××」と書いてもよい.フォントはゴシック体(MSゴシックなど)で12ptとすることが多い.
  • 項の初めはページを変えずに1行あけて「○.○.○ ××××」とタイトルを書く.または,「第○項 ××××」と書いてもよい.フォントはゴシック体(MSゴシックなど)で11ptとすることが多い.
  • 本文は明朝体(MS明朝体など)で9~11ptとする.

     フォントの使い分けのポイント

     

    「題目」→「章の見出し」→「節の見出し」→「本文」の順にフォントが小さくなることが多い(フォントのサイズが同じ場合もあるが,大小関係が逆になることはない).ゴシック体は章・節・項のみに使用し,本文は明朝体を使用.

 
2.3 ページ番号の振り方
 
  特に決まりがあるわけではないが,章ごとにページ番号を振ることを推奨.例えば,第2章の1ページ目であれば”2-1”,第3章の19ページ目であれば”3-19”と振る.ページ番号の場所は下側中央部とするのが一般的.なお,最初から最後までを通し番号とする人もいるが,これはあまりお勧めできない.なぜなら,最初のあたりでページ数が増減してしまうと,そこから後ろの章が全て印刷やり直しになってしまうからである.
 
 また,グループで1つの卒論を共同執筆する場合,章ごとにファイルを分けておくと非常に便利である.この際,ファイル名は後で見てわかりやすいようにしておいた方が良い(例えば,ファイル名の最後に”-02-12.docx”のように,日付を入れるのも一つの方法).そうしないと,後で訳が分からなくなる危険性がある.また,誤って新しいファイルを上書きして消してしまう事故を防ぐこともできるので,こうした方法を勧めたい.
  
2.4 本文の書き方
 
 本文の書き方の原則を以下に記す.
 
  • 文末は,必ず「・・・である.」「・・・とする.」と書く.「・・・です」「ます」は一切使わない.ただし,実験や解析等の結果を説明する所は過去形(「・・・となった」など)で書くことが多い.
  • 句読点は”,(カンマ)”と”.(ピリオド)”を使う.
  • 文章を書く場合,実験等の結果とその考察を1つの文で続けて書いてしまう人もいるが,これはなるべくやめた方が良い.事実を述べる文は事実のみでいったん文を切り,そこから考えられる事は別の文として書くのが良い.
  • とにかく長い文はなるべく避けたい.カンマでやたらと区切る文はあまりよろしくない.どうしてもカンマが増えそうであれば,文を短くして複数の文にした方が良い.
  • 卒業論文は「感想文」ではない.従って,自分の考えを述べる場合,「・・・だと思う」という表現は使わない.推論を述べる場合,「・・・だと考えられる」という表現を使う.
  • できるだけ明快な文章にするよう心掛ける.研究論文は文学作品ではないので,色々な意味に解釈で来て読み手の想像を膨らませるような文章は望ましくない.
 
2.5 本文の執筆の鉄則
 
  卒論本文の執筆のポイントを以下に記す.
 
  • 解析ないし実験を行って結果が出てきたら,これをともかくグラフ化して印刷し,いつでも見れるようにしておく.データをパソコンの中に眠らせたままにしておくのは極力避けること.何でもかんでも印刷するのは紙がもったいないという考え方もあるが,色々な発見あるいは考えを練るためには手元に結果をまとめておいておくのが一番.印刷のための紙はそのための経費と割り切ろう.
  • 各人で1冊のA4版のノートを用意して,印刷したグラフをとにかく貼り付けておく.(私が修士課程の学生だったころから始めた方法).日付も忘れずに入れる.順番や細かい話は抜きで,ともかくやった事を見れるようにしておく.後で見直したときに,思いついたことをとにかく書き込む.これが後々の「論文の種」になる.
  • 研究がある程度進んで,大まかに方向性が固まった段階で,まず目次を作る(卒論の場合,最低でもここまではやっておきたい).
  • 目次ができれば,とにかく書きやすい所から書く.例えば,第1章は最初で簡単に書けると思う人も多いかもしれないが,実は卒論で一番書くのが難しいのは,第1章と最後の結論.場合によっては,この2つの章は最後に書けばいいと割り切って,書きやすい所から書くのが良い.
  • 表現の誤りは恐れず,とにかく書く.間違いは後で直せばいい.そのためにも,こまめに印刷して,何度でも読み返すとよい(最初からうまく書ける人なんていない).実は,やった事を文章にする段階で,頭の中で色々な整理を行っているのである.だから,あまりすっきりしない文章になっても,それはまだ整理の途中段階だと割り切って,そこから整理を重ねよう.